1月7日、カリフォルニア州南部のロサンゼルス地域で山火事が発生し、複数の山火事が現在完全に制御不能となっている。山火事の前後に撮影された衛星画像を比較すると、山火事が地元コミュニティに深刻な被害をもたらし、多数の家屋が焼失していることがわかる。現時点で、この火災により少なくとも5人が死亡、複数の重傷者が出ており、10万人以上が避難を余儀なくされ、少なくとも1100軒の家屋が被害を受けており、カリフォルニア州で大災害が発生している。ホワイトハウスの報道官は8日夜、声明を発表し、バイデン大統領は9日から12日まで予定していたイタリア訪問をキャンセルし、カリフォルニア州の山火事への連邦政府の対応を引き続き指揮することに注力すると述べた。同日、バイデン大統領はカリフォルニア州で大規模災害が発生したと発表し、関係する連邦政府機関にカリフォルニア州の山火事対策への支援を命じた。ホワイトハウスの声明では、バイデン大統領が大規模災害を宣言した後、連邦政府は被災地に資金援助を提供できると説明している。
ロサンゼルス郡警察の報告によると、現在、この地域では少なくとも5つの危険な山火事が広がっている。この地域は乾燥と強風が続いているため、火は広がり続けると予想されている。気象局が出した警報情報によると、ロサンゼルスの一部の地域は依然として非常に危険な状態にある。報道によると、ロサンゼルス全域の少なくとも10万人の住民が山火事の脅威のために緊急避難しており、ロサンゼルス郡の何百万人もの利用者が停電を経験し、一部の学校は一時閉鎖されている。有名なテーマパークのユニバーサル・スタジオ・ハリウッドは8日に一時閉鎖された。カリフォルニア州のニューソン知事は7日夜、南カリフォルニアの一部の地域が非常事態に入ったと発表した。
